モリンガは、世界で最も古い伝統的医学の一つであるアーユルヴェーダでは、300種類以上の病気の予防に使われると記録されています。
古代ギリシャ人は、モリンガを薬理学的に有効活用する方法を早期に発見し、ローマ人へとモリンガを広めました。
一説によるとモリンガは、古代ローマギリシアのエジプト社会で、王妃たちに健康な肌を維持するためにお茶などとして使われてきたと伝えられています。
時には戦場でも利用されていました。モリンガの葉は、戦士たちに戦場での緊張とストレスを和らげる効果を持っていたのです。
さらに、乾燥した天候から肌を保護し、傷ついた箇所にモリンガのオイルを塗っていました。
また、インドでは体と心を浄化させた後に宗教礼拝に参加するために伝統的にモリンガ(moringa)を入れたお風呂に入り、モリンガ(moringa)の樹皮にニンニクとショウガなどを添えて煎じた水を毎週日曜日に飲んでいました。
これらから、モリンガは大変重宝されてきた植物であると言えます。